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派遣社員の雇用はいつになっても安定していません。

それでも働いている時は、毎日仕事に忙しく必要とされている気になってしまいます。

 

 

そうしていると、いつの間にか「自分はこの会社(派遣先)に必要な人材だから安心だろう」なんて考えになってしまうようです。

 

 

契約終了は突然やってきます。

さらに、50歳を過ぎてからいきなり契約終了を言い渡されてしまうと、もう大変です。

 

現役派遣営業マン@いちろう現役派遣営業マン@いちろう

ここでは、派遣社員は少しでも早く正社員に転職しておいた方が良い理由について紹介しましょう。

 

 

派遣は早く転職する事をおススメする理由

派遣が危険というのがなぜかまだ浸透していない様ですので、派遣の危険性についてお話ししておきます。

 

 

会社の業績が悪くなった時に初めに切られるのは間違いなく派遣です。

これは、なにも憶測で話をしている訳では無く、2008年のリーマンショックによって業績が悪化した派遣先で、大量の派遣社員の契約が終了されたのを目の当たりにした、私の経験から話しています。

 

 

このリーマンショックの時は、あっという間に私の担当だけでも数十名の派遣社員の方が契約終了を言い渡されました。

 

 

とある大手企業では、ホールに派遣会社営業マンを集め(多分30社以上来ていたと思います。)「次の更新時に派遣社員の半数は終了してもらわなくてはいけなくなった」と話しだしました。

 

 

そこでは会社の窮状が話され、私たち営業はそれに従うしかありません。

 

 

誰が残り、誰が切られるのかさえも決められないまま、派遣先の言われるとおりに半分の派遣社員の方には、やめてもらいました。

 

 

しかし、問題はこれだけではありませんでした・・・

 

 

残った派遣社員は安泰ではなく、派遣料金を一律10%カットされる事になったため、派遣社員の時給も減給しなければいけなくなったのです。

また、契約が終了した派遣社員は次の仕事を探そうにも、他の会社も業績悪化で求人が有りませんでした。

 

 

残っても地獄、やめても地獄の状態だったのは今でも忘れません。

 

 

この時、この会社の正社員はと言えば、一部給与カットや週に1日、一時帰休(会社から仕事が少ないので工場の操業を止めて休みを言い渡される事)がしばらく続いたものの、解雇や早期退職者を募る様な事は有りませんでした。

 

 

派遣社員を削減したことによる人件費削減と、業績を持ち直したことにより、正社員を削る事は有りませんでした。

 

 

ただ、パートや契約社員は派遣ほどではありませんが、仕事の見直しにより不要な仕事をしていた一部が削減されたようです。

 

 

この様に派遣は何かあった時の会社の調整弁でしかありません。

今は安泰でも、いつ景気が悪くなるかなんてわかりませんから、1年後にまだ契約が続いているかなんて保障は有りません。

 

 

不景気は何年か事に起こります。

次に不景気になってから動き出したのでは遅いですし、正社員を雇う側からすれば少しでも長く会社にいてほしいですから若い人材を採用したいのは言うまでも有りませんよね。

 

 

派遣社員から正社員の転職は最低でも40代前半がタイムリミット

派遣から正社員に転職する事を考えるのであれば50歳までに。

もっと言えば、30代から40代前半までに正社員の転職先を探しましょう。

 

 

50歳で正社員として取ってくれるところなんて皆無です。

また40代後半になってくると正社員の求人は極端に少なくなります。

 

 

我々派遣会社にも、正社員を希望している登録者が来社されますが、企業側の担当者と話していても、40歳前半が採用年齢の限界と言われます。

 

 

40代前半が派遣から正社員へ転職するタイムリミットだと肝に銘じておいてください。

 

 

「長く派遣で働いているから、切られる事は無い」と思っているのであれば大間違いです。

中には長くいても、誰よりも良く動く派遣社員もいますが、むしろ派遣という立場を利用して、必要最低限の仕事しかしなくなる人が多いのです。

 

 

それならば、扱いずらい年配者の派遣社員よりも、若くて良く動いてくれる派遣社員を育てる方が会社にとっても良いですよね。

 

 

50歳になってある日突然派遣が終了しても、次に働ける所はパートぐらいしかありません。

時給900円でこき使われても我慢出来るのであればいいのですが、しんどい上に給料が安い思いをしたくなければ早く正社員の仕事を探しに動きましょう。

 

 

ライバルはすでに動いていますからね。